現代のペット犬はドライフードを食べるイメージが強いですが、その消化器官は小動物を捕獲し、生食していたオオカミの頃とほぼ変わっていません。
実際、犬の消化液は主に脂肪やタンパク質に適した消化酵素で構成されていますし、生肉や骨を分解できるよう、人の20倍に相当する強力な胃酸を分泌しています。そのため、安全で新鮮な生肉であれば犬にとって貴重な栄養食となります。
特に生肉は火を通していない分、熱に弱い酵素やミネラル、ビタミンを効率よく補給できます。また、少量で必要な栄養素を摂取できるので、肥満予防のために体重管理を行っているワンちゃんの食事にも適しています。
生肉はドライフードに比べてコストが高いため、毎日生肉だけを与え続けるのは難しいかもしれません。そこで、普段のドッグフードに生肉をトッピングしたり、週に1〜2回生肉の日を設けたりすれば、コストを節約しながら効果的な栄養補給が可能です。
メリット1.高栄養価・低カロリーである
鹿肉は犬に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含む一方、豚肉や牛肉に比べてカロリーが低い肉として知られています。
体重管理をしている犬や、成犬・老犬でもカロリーを気にせず、必要な栄養を無理なく摂取することが可能です。良質なタンパク質や脂肪酸を摂取すると、皮膚や毛艶の健康維持や貧血予防に役立つので一石二鳥です。
メリット2.食欲を刺激できる
食が細い、あるいは老齢になって食欲が低下した犬は、食事から必要な栄養素を補給するのが難しい場合があります。そのような時は、新鮮な鹿肉を細切れにし、普段食べ慣れているドッグフードにトッピングしてみましょう。
犬はもともと野生で生きてきた肉食の動物ですので、生肉のにおいや味につられて食欲を刺激することができます。鹿肉ならではの食感やにおい、味を気に入ってもらえたら、喜んで食事してくれるようになるはずです。
Syoku-B !では、健康維持に効果的な生のエゾ鹿肉を新鮮なまま冷凍処理し、お客様のもとにお届けいたします。老犬や病後、産後の愛犬にもおすすめのドッグフードです。まずは、いつものドッグフードに少しだけトッピングして、様子を見ながら生肉の量を調節してあげてください。